皆さんこんにちは。
地球のかけら平尾台です。
先日、開催致しました地球のかけら平尾台メンバー様限定シークレットハイクのイベントレポートです♪
その前に、地球のかけら平尾台メンバーとは?という事ですが、私たちが運営する地球のかけら平尾台の会員様の事を言います。
特に、会員料などもなくご登録いただけますので、是非お待ちしております!
ご登録いただくと、毎月開催予定のメンバー様限定のイベント等へご参加いただく事ができる他、不定期ですが割引きキャンペーンも行っております。
これは、昨年秋に平尾台キャンプのイベントを企画した際の一幕です。
地球のかけら平尾台オリジナルTシャツを着て楽しそうです♪
※某ファストブランドがご当地Tシャツとして平尾台Tシャツ作ったそうですがデザインが非常に残念...誰がデザインに関わったのか?手前味噌ですがこちらのTシャツの方がはるかにデザインが上(こんなこと書いたら怒られそうですね...すみません)
という事で、今回、初めてのメンバー様向けのイベントを2回に分けて行いました。
詳しい場所はお伝えする事ができませんが、野焼き後の今だからこそ行く事ができる秘密のスポットをご案内致しました。
草原から少し外れた知る人ぞ知るスポット!最初はこんな所を進みました。
ここは、貴重な植物も自生していますので、大人数での行動は出来ません。
平尾台は基本的に草原がメインの大地ですが中にはこんな涼しい森の中に入る事ができる場所もあり、一部、川になっていることろもあります。帰り水という現象でいったん地下に入り込んだ水が再び地表にでて、また、地下に流れていきます。
ここ最近雨が降っていないので少し水量は少ないですが、常に水が流れています。
こちらは、春の代表的な野草のひとつヒトリシズカ。草原でも観察する事ができますが、こんな場所で見ると更に際立って見えますね。
一旦地下に入ったカルシウム分を含んだ水が流れ出ており、通常は鍾乳洞(洞窟)の中でできる鍾乳石を地上でも見る事ができます(ここでは詳しく説明いたしませんが、専門用語でトゥファやトラバーチンといいます)。
この辺りは、元々は鍾乳洞だったのではないかと思われる場所です。この写真ではよく分かりませんが、穴が開いており、鍾乳石を見る事もできます。のぼろでも紹介されましたいわゆる屋根無し洞窟です。周りは木々などに囲まれ苔むしており、傍では水の流れる音が聞こえ、ゆっくりと時間が流れているような感覚になる場所です。
↓別日ですが、お客様と贅沢な朝食&コーヒをいただき、気持ちのいい時間を過ごす事ができました。
ここを出て、次に向かう途中には沢山の野草。
こちらはオキナグサ※レッドデータブックにも載ってある絶滅危惧種の野草です。
こちらは、ホタルカズラ
こちらは、アカネスミレ?でしょうか。スミレは数が多く難しいですね(汗)
こちらはフデリンドウ。もっとたくさん咲いていますが、一旦この辺で本編へ。
お次は、こちらへ行きました。
ココも、野焼き後しかなかなか入れない場所。
今回は、ひたすらこんな場所を進みました!
画像の右側に移っているのが地上で見れる鍾乳石です。草原を歩いているだけではまず見る事はできません。急斜面を折りた先には、平尾台の別の表情がありました。ここも、水が流れており、この先にある千仏鍾乳洞へ流れ込んでいます。数十年前まではエノハ(ヤマメなど)がいたとかいないとか...。
そして最後は、ここ!
勝手に超ミニサイズの屋久島と呼んでいます(汗)
木漏れ日が苔にあたりとてもキレイ!
道中には、いつくかの鍾乳洞が点在しています。日なたは暑かったですが、洞窟付近は本当に涼しく離れるのをためらってしまいます。
今回は、3か所の苔むした雰囲気のある森と地上で見れる鍾乳石や、その鍾乳洞の入口を探検!そして草原では春の野草も観察し、ご参加いただいたお客様のおかげで充実したガイドツアーとなりました。
ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました!!
※ご参加いただきましたメンバー様よりいただきました感想をご紹介させていただきます※
シークレットハイキングに参加しました。この時期ならでは+西中さんのガイドのおかげで普段行けないようなコースを案内していただけて娘共々時間が経つのも忘れるくらいとても楽しめました。石や野草の話も娘はとても興味を持ったようです。また参加したいと思います。
こちらのお客様は、高校生になる娘さんと一緒にご参加いただきました。探検や冒険がお好きとの事。普段学生の方をご案内する機会も少ないので、非常に新鮮!私どもの話に大変興味を持っていただきこちらもノリノリでご案内する事ができました!
私たち「地球のかけら平尾台」はセンス・オブ・ワンダーを大切にしています。
大人になるにつれ、知識は増えていきますが、どうしても子供の頃に持っていたであろう様々な事を不思議だと思う感覚が無くなっているように感じます。知識は大事ですが、それ以上に私たちは人間がもっている五感を大切にしています。
そんな五感をフル稼働し、純粋に新しい事に向き合い、楽しみ、探究できるようなどこにも真似できないツアーをご提供する事を心がけています。
平尾台は、ただ歩くだけではもったいない、様々なアウトドアアクティビティ(トレッキング、鍾乳洞を探検する洞窟探検などなど)を通じて楽しみ、時に癒されながら、地球の不思議や神秘に触れる事ができる数少ない場所です。ただガイドについていき、情報を取入れるだけでは平尾台の本当の魅力は分からない、私たちは自然に存在している多くの生物たちの代弁者として皆さんをご案内させていただきます。
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